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こんな形でブログを再開することになろうとは思いもよりませんでした。
昨年3月末、私たち家族(と言ってもネータンズは残りました)は住み慣れた東京を離れ、かーたんの実家がある熊本に引っ越してきました。そしてその3週間後熊本地震に遭遇し、16日の本震から約1週間、人と犬と猫は避難所になっていた近くの公民館兼小学校で過ごしたのでした。幸い、家はクラックが入って雨漏りがする程度で済みましたが、地震から1年以上が経っても予定していたこちらでの画廊開業が思うように進まず、雨漏り修復のため壁を剥がした状態でストップしています。
その間、ナナ・コンブ・カメズは元気に熊本の激しい季節をやり過ごし、とーたんとかーたんを癒し、励ましてくれました。
そうは言ってもナナは年齢も12歳を過ぎ肝臓の薬を飲み続けていましたが、今年になって血液検査の腎臓の値が悪くなり、それは検査のたびに悪化し、とうとう5月25日に息を引き取りました。
病院から連れて帰ってベッドに寝かせると、ただ眠っているだけのようなきれいなナナでした。ネータンズも東京から駆けつけ27日に葬儀を済ませました。
本当に虹の橋を渡って逝ってしまったナナ、天使になってもお空から家族を励ましてね。画廊犬としてこちらで活躍できなかったことが残念だったけれど、私たちはナナのことずっと思っているよ。ナナと過ごした10年と3ヶ月、楽しい思い出をありがとう。
この写真はまだ東京。散歩でよく行った住友ビルの広場で2016年3月。

本震のあった夜中、避難した小学校の校庭で。ヘルメットを被っているのはとーたん。

12月クリスマスイルミが飾られた公園で。

3月お家で。一番好きな場所、テーブルとシンクの間。


かーたんが撮った元気なナナの最後の写真になってしまった桜が咲き始めた近くの公園で。
花で飾られたナナ。葬儀が済み、分骨して小さなお骨を持って帰りました。

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